連日、観客数10,000人を越えたアルバルク東京対宇都宮ブレックス balltrip MAGAZINE(ボールトリップマガジン)

連日、観客数10,000人を越えたアルバルク東京対宇都宮ブレックス

Bリーグ2023-24シーズン、第2節アルバルク東京(以下・A東京)対宇都宮ブレックス(宇都宮)が10月14日15日に渡って国立代々木第一体育館で行われた。
GAME1は75-60でA東京が勝利し、GAME2では71-70で宇都宮が接戦を制した。

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GAME2に勝利した宇都宮の佐々宣央ヘッドコーチは、試合後の会見で、「A東京には、昨シーズンもなかなか勝てなかった。今日は#11セバスチャン・サイズが出ていなかったが、昨シーズンも#22ライアン・ロシターがいなかったのに負けた。誰が出ていてもいなくても関係ない」と、試合前に選手たちへ話したことを明かした。宇都宮はA東京に6連敗中だった。そんな中での勝利は喜びもひとしおだった。

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さらに佐々HCは、「優勝したシーズンも、レギュラーシーズン苦しんでいた。勝たないとチームは自信がつかない」と続けた。

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GAME1では10,040人、GAME2では10,225人の観客が詰めかけた。昨シーズンに記録していた9,555人という入場者数をA東京は自ら上回り、クラブが主管する試合の最多入場者数を連日更新した。ホームのA東京だけでなく、宇都宮の#6比江島慎がボールを持つと大きな歓声が湧くなど盛り上がった。日本代表のワールドカップでの活躍を機にBリーグの観戦に訪れたファンも多くいることを改めて実感させられた。

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「4点逆転されてもチームがステップアップし抗おうとした。完全なアウェーの中、ブレックスファンと勝利を味わえてよかった」と笑顔を見せた。

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対するA東京#9安藤周人は、GAME2の試合後の会見で、「開幕してからの4試合の中で内容が一番よくなかった。エナジーが足りなかったし相手のプレッシャーに引いてしまった。ターンオーバーからの失点を減らそうとミーティングで話していたが、相手に走られ、ミスからの失点が増えていた。後半、修正はできたが、抑えられていれば失点を60点台に抑えられていたはず。まだシーズンは始まったばかり、頭を下げることなく次へ向けていい準備をしたい」と悔やんだ。

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1勝1敗の痛み分けとなった両チーム。Bリーグ優勝経験のある強豪同士、今シーズンも東地区の中でも一際大きな存在感を示すだろう。それぞれ、覇権奪回に向けて戦いはまだ始まったばかり。

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次節、A東京は21日22日にアウェー名古屋市枇杷島スポーツセンターでファイティングイーグルス名古屋と、宇都宮も同日、こちらもアウェーの広島サンプラザホールで広島ドラゴンフライズと対戦する。

文:木村英里
写真:オガワブンゴ

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