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［Viewfinder］大塚裕土（川崎）2020年1月11日天皇杯準決勝川崎 vs 宇都宮

オガワブンゴ
2020.01.12

［Viewfinder］は、フォトグフラファー目線のレポートです。balltrip MAGAZINEのフォトグラファーが取材したゲームで「気づいたこと・感じたこと・注目したこと」を中心に書いていきます。

第95回天皇杯準決勝川崎ブレイブサンダース vs 宇都宮ブレックス

川崎勝利！

今大会（第９５回天皇杯・第８６回皇后杯）で１月１１日までに開催されたゲームの中で最も会場のボルテージが上がったゲームでした。
この両チームの戦いは、「〇〇の一戦」という〇〇にいろいろ入れることができるカードですよね。
・B.LEAGUE 2019-20 SEASONのB1開幕戦と同カードの一戦。
・東地区１位と中地区１位の一戦。
・現在勝率１位と２位の一戦
・熱いブースターがいる一戦。
・人気選手が多いクラブ同士の一戦。
などなど、たくさん上げれそうですが、それくらい現在のB.LEAGUEにおいて中心の２チームの戦いだったわけです。

そして、ゲーム直前にリリースされた藤井祐眞選手（川崎）のインフルエンザで離脱の一報。
この情報はかなり衝撃でしたが、かえってゲームを見る人の「集中力をアップ」させたのではないかなって個人的には感じています。

具体的な内容は、バスケットLIVEでゲーム映像を、もしくは他のメディアを見てみてください。
結果は８２ー６１で川崎の勝利。
宇都宮は最後まで波に乗れませんでしたね、どちらかというと川崎の波に飲み込まれた印象です。

これで川崎は決勝でサンロッカーズ渋谷と対戦します！

《日程》
２０２０年１月１２日（日）
女子　１１：００
男子　１４：００
さいたまスーパーアリーナ

《テレビ放送》
11:00 女子決勝　NHK BS-1 / BS4K
14:00 男子決勝　NHK Eテレ / BS4K

《ライブ配信》
男女決勝を「バスケットLIVE」で配信

balltrip_Photographer’s Interview_大塚裕土

このゲームで印象に残った選手

このゲームで僕が印象に残った選手は、#24大塚裕土選手（川崎）です。
「吠えた」シーンが強烈に印象に残っており、普段のB.LEAGUEとは一味違った雰囲気を感じたので今回は大塚選手へインタビューしてきました。

#24大塚裕土選手（川崎）へインタビュー

balltrip_Photographer’s Interview_大塚裕土
ーー　最高ですね！

最高です！！！

ーー　怪我やインフルエンザでチームが大変な状況になってます。

昨日（1月10日）の練習でも今日（1月11日）の練習でも、捨て身というか、チームの雰囲気も「当たって砕けろ」みたいな感じでしたし、ここの会場にいるほとんどの人が宇都宮ブレックスがすんなり勝つと思っていたと思うし、僕らもそこまで自信があったわけではないんですが、夏からやってきた「佐藤賢次HCが考えるバスケットを体現できたゲーム」だったので非常に良かったと思います。

ーー　バスケットカウントを獲ったときはどんな気持ちだったんですか？

嬉しかったですね。
「流れを自分たちの方に持っていきたい」ときだったので、しっかりと得点を決めて、点差をキープしようと思ってました。
意外と冷静でしたね。

ーー　いよいよタイトルを獲る一歩手前まできました。

本当に、夏からハードな練習をしてきて、今までだとこういう舞台に立つと、なんていうんですかね、気負ったりとか、ふわふわした気持ちがあったんですけど、今はそういうのが一切なく、とても良い状態ですし、メンタルも成長できてると思っているので、信じれば優勝できると思ってます！

ーー　ちなみに、吠えてましたよね！？

そうですね！
こういう一発勝負のときは「雰囲気を持ってくる」ことがとても大事だと思っているので。

ーー　いよいよ決勝です、意気込みを。

アルバルク東京と宇都宮ブレックスを倒して決勝まで来ているので、本当に自信をもって、チーム一丸となって、優勝して川崎に帰りたいですね！

選手プロフィール

大塚裕土　Yuto Otsuka
#24
出身校：東海大学
出身地：北海道
生年月日：1987年8月23日
身長(cm）：188cm
twitter：@YutoOtsuka
instagram：@yuto14tsuka
クラブHP

オガワブンゴ Bungo Ogawa
balltrip MAGAZINE編集長、フォトグラファー
バスケやミュージシャンといった動きのある被写体を主に撮影。Podcastクリエイターとしても活動し、「MOOKSTUDY日本の歴史」はランキング上位に常にいる人気番組。
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