B.PREMIER開幕!再びアルバルク東京と琉球ゴールデンキングスが対戦 balltrip MAGAZINE(ボールトリップマガジン)

B.PREMIER開幕!再びアルバルク東京と琉球ゴールデンキングスが対戦

「りそなグループ B.LEAGUE 2026-27 SEASON」B.PREMIERがついに開幕した。

2016年9月22日に開幕したBリーグ。国立代々木競技場 第一体育館で行われた開幕カード、アルバルク東京対琉球ゴールデンキングス。
あれから10年。同じ9月22日、同じアルバルク東京対琉球ゴールデンキングスというカードで、2026-27シーズンが幕を開けた。TOYOTA ARENA TOKYOには両チームの多くのファンが詰めかけた。試合は84-73のスコアでA東京が勝利。10年前のリベンジを狙った琉球は雪辱を果たすことはできなかった。

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試合後、「今日はタフな試合になりました。前半は自分たちのバスケットに対する遂行力は良かったが、後半は、ジャンプシュートやペイントアタックしないなど、そういうシーンが多かったと思います。反対にA東京はやりたいバスケをしていた。修正しなければいけないです」と総括したのは、今シーズンからアソシエイトヘッドコーチに就任したアンソニー・マクヘンリー氏だ。マクヘンリーAHCは、2016年当時は琉球の選手としてプレーをしていた。

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「この開幕戦で、コーチとして指揮をとったということは、10年前とは違う感覚でした。コーチになるとコントロールできないことも多い中での試合でした。それでも今日はまだ1/60試合です。日々成長していければいいと思っています」
就任したばかり。初めての公式戦は苦い結果となった。
「今日コートに向かった瞬間、ヘッドコーチとして選手たちが一番活躍できる、役割やプランをどのように授けようかと考えていました。今日、私はベストなパフォーマンスができなかったと思いますが、1試合1試合成長してアジャストしていきたいと思っています」
何度も「修正」「成長」という言葉を口にするマクヘンリーAHCの姿が印象的だった。

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10年前の開幕戦も琉球は敗れている。そこから、ファイナル常連の強豪チームへと成長していった。
「過去10年やってきたことと同じことをやり続けたい。キングスという組織はウィニングカルチャーがあり勝てる組織です。自分たちの方法で、これから10年間積み上げていきたい」
翌23日に行われたGAME2、琉球は85-74と勝利した。新生琉球はこの勝利で弾みをつけるのか。マクヘンリーAHCは、自身もよく知るチームのカルチャーとプライドを受け継ぎながら、今度はコーチとして琉球の新たな10年を築いていく。マクヘンリーAHCの言葉には、これまで積み重ねてきた歴史への敬意と、これからの未来に向けた決意が込められていた。

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一方、開幕戦で勝利を飾ったA東京。日本代表でアシスタントコーチも担うライアン・リッチマンヘッドコーチも、今シーズンからA東京を率いる。
「今日の試合は前半ディフェンスに課題がありましたが、後半はしっかりディフェンスができました。僕は日本代表で攻撃のアシスタントコーチを務めているので、皆さんは攻撃に目が行くと思います。しかし、僕はディフェンスを徹底してから爆発的なオフェンスに繋げるスタイルです。A東京はフィジカルにディフェンスするという伝統のあるチーム。そこを後半に表現できて、リズムを取り戻せました。激しいディフェンスから爆発的なオフェンスへ繋げていきたいと思っています」

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この勝利の裏には、9月2日に行われたプレシーズンゲームがあったことをリッチマンHCは明かした。シーズン開幕前、チームとしての完成度も高くない中での試合だったものの、一つ下のカテゴリーに所属する横浜エクセレンス相手に80-100と大敗したのだ。
「まだ未完成ですが、やりたいことは見られたと思います。横浜EX戦での大敗が今につながっています」

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B.PREMIERでは、外国籍選手の出場に関する人数制限をなくす新制度「オンザコートフリー」が適用された。第2クオーター、A東京は外国籍選手のラクラン・オルブリッチ、ディー・ジェイ・ホグ、キヨンテ・ジョンソン、帰化選手のライアン・ロシターと、テーブス海というラインナップを披露。オンザコート4のインパクトはかなりのものだった。
「自分たちの利点としてスーパービックラインナップは使っていきたいと思います。ただ今日は、あまり練習できておらず、ぶっつけ本番なところもありました。今日使ってみて、攻撃の一つになると感じました」
今後の課題としては、「ロスターがしっかり揃っているから、分散しながら使っていきたい」と述べた。
プレータイムをコントロールしながら、「スーパービックラインナップ」をどのように効果的に使っていくのだろうか。

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B.PREMIERの開幕戦は、A東京が勝利を収めた。新体制、新制度のもとで迎えた新シーズン。両チームともまだ完成形には至っていないからこそ、ここから60試合をかけて、どのようなチームへと進化していくのか注目だ。

文:木村英里
写真:オガワブンゴ

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