
「シン・バスケ」を掲げ、B.LEAGUE 2026-27 SEASON TIPOFF CEREMONYが開催
B.LEAGUEは9月1日、東京都の増上寺で「りそなグループ B.LEAGUE 2026-27 SEASON TIPOFF CEREMONY」を開催。B.PREMIER、B.LEAGUE ONE、B.LEAGUE NEXTの全55チームを代表する選手が集結した。


今シーズンのテーマは「シン・バスケ」。新たなシーズンへの期待が高まる中、会場では選手たちがそれぞれの決意や意気込みを語った。
東京サンロッカーズのジョシュ・ホーキンソンは、「すべての試合をTAT(TOYOTA ARENA TOKYO)でできることが楽しみです。正直に言うと昨日(日本代表対カタール戦)も歌いたかったけれど、チャンスがなかったので待っていてください」とコメント。新シーズンもコート上でのプレーだけでなく、持ち前の歌声でもファンを楽しませることを約束した。
今シーズン、琉球ゴールデンキングスから京都ハンナリーズに移籍した岸本隆一は、「(最近は)なんとか関西弁を聞き取れて楽しく過ごしています」と笑顔を見せ、現在は関西弁を勉強中であることも明かした。




西田公陽は地元・徳島で挑戦のシーズン 「いつか兄弟3人でプレーしたい」
B.PREMIERに限らず、B.LEAGUE ONEでも今シーズンは注目の移籍やヘッドコーチ就任があった。
徳島ガンバロウズには、シーホース三河から期限付移籍で西田公陽が加入。日本代表としても活躍する兄・西田優大、滋賀レイクスでプレーする弟・西田陽成。この日のTIPOFF CEREMONYには3兄弟揃って出席した。
そんな西田公陽が地元・徳島で迎える今シーズン。チームへの思い入れは強い。
「徳島にBリーグのクラブができた時は本当に嬉しかったですし、いずれは兄弟3人でプレーしたいなという思いや、ここで引退したいなという思いはあります。ちょっと早いタイミングだったかなとは思いますが、自分の成長できる場は揃っていると思うので来てよかったです」

徳島のバスケ文化についても聞いた。
「たくさんの方が応援してくださって年々良い結果が出ていますし、本当に徳島にもバスケがちょっとずつ根付いているんじゃないかなと思います。昨シーズンまでは地元出身の選手がいなかったので、自分が加わることで、もっともっと盛り上げられるのではないかなと思います」
そう意気込んでいた。

北卓也HCのもと「毎日吸収」 村上駿斗は金沢で新たな挑戦
金沢サムライズにも、今シーズンから新たな風が吹いている。率いるのは、現役時代には日本代表として活躍し、「和製マイケル・ジョーダン」の愛称でも親しまれた北卓也氏だ。現役引退後は東芝、川崎ブレイブサンダースで指揮を執り、リーグ優勝へチームを導いた実績を持つ。
北HCが選手たちに伝えているのは、勝敗だけに捉われない、コート上での姿勢だという。
「僕たちがコート上でがむしゃらに、勝ち負けに関わらず最後まで全力でプレーするという姿を見せることが、僕たちの仕事であり、使命だと伝えられています」
練習での態度や日頃の姿勢、試合中のベンチでの応援など、さまざまな場面で全力を尽くすことを意識するようになっている。

新天地で刺激的な日々を送っているようだ。
「(北HCは)ファンダメンタルを教えてくれますが、それ以外のところの技術もとても細かく教えてくれます。シュート、ステップワークとか。北HCが現役時代は日本のトップレベルでやっていらっしゃって、コーチとしても優勝経験がある日本トップのコーチです。チームには、僕も含めてトップリーグでプレーしていた選手はなかなかいません。若い選手も多いです。本当にいろんなことを教えてくださって、毎日吸収しています」

北HCの就任を知った時には「本当に驚きました」と振り返る一方、「そのコーチからオファーをいただき、興味があると話をいただいた時は、本当に単純に嬉しかったです」と笑顔を見せた。
「父は北さんと同年代なんです。父も『すごい!北さんがやるのか!』とすごく喜んでいて、開幕戦も来ると言っているので今から楽しみです」
新たな指揮官のもと、ゼロからチームをつくり上げる金沢。村上もまた、北HCから多くを吸収しながら新シーズンに挑む。
ユニクロ×B.LEAGUE 新シーズンから新たな取り組み
新シーズンの開幕に合わせ、ユニクロとB.LEAGUEのパートナーシップもスタートすることが発表された。
2026-27シーズンから、ユニクロはレフェリーウェアおよびテーブルオフィシャルズのウェアを提供。さらに2027年1月の「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2027 IN AICHI-NAGOYA」では、選手用ユニフォームを提供し、ユニフォームの販売も予定されている。さらに9月3日からは、オリジナルTシャツやトートバッグを作ることができる「UTme!」に、全55チームのロゴやマスコットのデザインが登場する。

ティップオフイベントには、川崎ブレイブサンダースの篠山竜青と名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実が登場。2人は、それぞれがデザインしたオリジナルTシャツを披露した。篠山は川崎のロゴとマスコット・ロウルを4種類配置。一方の齋藤は、名古屋のロゴに加え、自身の生まれ年である1995を胸元にデザインした。

「シン・バスケ」をテーマに、新たなステージへ踏み出すB.LEAGUE。2026-27シーズンは、9月22日にいよいよ開幕する。

文:木村英里
写真:オガワブンゴ、B.LEAGUE

