
「全部勝てばいいわけではない」落合知也が見据えるSHINAGAWA CITY.EXEと日本3×3の未来
7月25日、26日に、青森県八戸市にあるFLAT HACHINOHEで、3×3.EXE PREMIER JAPAN 2026 ROUND.6 ALL CONFERENCEが行われた。
今大会、上位で決勝トーナメントに進出したチームが敗れる、アップセットも起こるなど波乱の展開となった。

そんな大会で優勝を飾ったのは、SHINAGAWA CITY.EXEだ。
大会を、選手兼球団社長を務める落合知也に振り返ってもらった。

「6月に山口県宇部市で行われたALL CONFERENCEは準決勝で、先週のROUND.5も準決勝で負けてしまいました。なぜ負けてしまったのかをミーティングでしっかり落とし込みました。『やっぱりやることやらないとどんな相手にも負けるよね』という話をしました。どのスポーツも全部勝つのは本当に難しい。負けることはあるけれど、やることをやらずに負けるのなら、それは価値がない」
SHINAGAWA CITY.EXEは内容にこだわった。
「常に相手の強みを消しながらどこを攻めるのか考えながらプレーを続けた」結果、最後まで勝ちきることができた。


チームの軸となる落合は、決してブレることがない。
「やることは変わらない。今チームに何が必要なのか、チームに足りないことを補うための経験値とリーダーシップ」
チームに勝利を導く落合の存在は大きい。しかしPLAYOFFSの上位チームが挑むことのできる、3×3.EXE SUPER PREMIERを目指すSHINAGAWA CITY.EXEにとっては、選手たちのレベルアップが必要となる。
「SUPER PREMIERを視野に入れるなら、やはり6選手くらいで戦いたいです。大橋路哉、ジェボニー・スコット、鈴木颯、落合と4選手が試合に出場することが多いですが、若い選手も含めて良い選手がたくさんいるので、チャンスを与えたいと思っています。試合でしか成長できない部分もあります」


「全部勝てばいい、同じメンバーで勝てばいいというわけではない」
落合の言葉からは、選手兼球団社長という役職もあってか、チームに対する責任感も大きく感じられた。成長も促しながらチームビルディングを続けていく。
落合の視線の先には、日本の3×3レベルの底上げがある。大会を通して見ていると、落合の存在感は際立っている。
「(他の選手たちには)それを上回ってほしいし、彼らの今後のキャリアに繋がると思います。それが日本の3×3のレベルを上げることになります」

最近、Tシャツとタオルといったグッズが販売された。大会では、選手自身が販売も行なった。
「楽しいんです!でも僕らの体力が続かないですね」
ファンの方に販売しながら、もっとコミュニケーションの機会を増やしたいという本音を漏らしていた。

「八戸の地元の方だけでなく、八戸まで遠方から来てくださった方もいると思います。盛り上げてくださっていることがわかっているので、もっとみなさんと一緒に盛り上げたいです。今はぜひグッズをチェックしていただけたら嬉しいです!」

文:木村英里
写真:3×3.EXE PREMIER

