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チームの中心として、チームに貢献できるプレーヤーに 川崎ブレイブサンダース 益子拓己

チームの中心として、チームに貢献できるプレーヤーに 川崎ブレイブサンダース 益子拓己

「こんなことってあるんだなというくらい運命を感じた」

川崎ブレイブサンダース(以下・川崎)と2月2日に2023-24シーズンの選手契約を締結を発表した益子拓己、現在23歳。拓殖大学を卒業した後、京都ハンナリーズ(以下・京都)に特別指定として加入し11試合に出場していた。2023年8月からは川崎の練習に参加しチャンスを待っていた。
契約を締結するまでは、「本当に苦しかったが、本当に色々な方々に支えてもらい苦しみながらも楽しい期間を過ごせた」と振り返る。

チームの中心として、チームに貢献できるプレーヤーに 川崎ブレイブサンダース 益子拓己

こうして迎えた初戦は図らずも昨シーズン特別指定として加入した京都が相手だった。親しみのあるかたおかアリーナ京都で3日4日に行われた京都対川崎。
「いつも準備はしていた。緊張はしたけどプレータイムをもらえて今はすごくほっとしている」
試合を終え、益子は安堵の表情を見せた。

チームの中心として、チームに貢献できるプレーヤーに 川崎ブレイブサンダース 益子拓己
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川崎は77-81でGAME1を落としたものの、GAME2は101-64と大勝した。
GAME2で、益子はプロ初得点。#7篠山竜青からのパスを受けアリウープで決めるなど跳躍力も披露し会場を沸かせた。スリーポイントシュート2本を含む11得点と躍動、チームメイトも益子の活躍を喜んだ。
それでも益子は、「得点だけ見たらいいのかなと思うけど、まだまだディフェンスやスリーポイントも2/5で、なかなか自分としては納得がいっていないところがあり、まだまだこれから」と気を引き締める。

チームの中心として、チームに貢献できるプレーヤーに 川崎ブレイブサンダース 益子拓己
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プロとして新たな第一歩を踏み出したばかり。これからも自身の課題に加えて出場時間の獲得と挑戦の日々は続く。「一番近い目標はチームとしてチャンピオンシップに出場、優勝して天皇杯も優勝すること。個人的にはチームの中心として、チームに貢献できるプレーヤーになっていきたい。そういうところも含めてまだまだ課題がたくさんあるので1つ1つクリアしてチームに貢献していきたい」と豊富を語ってくれた。大きく掲げた目標、益子の成長に期待したい。

チームの中心として、チームに貢献できるプレーヤーに 川崎ブレイブサンダース 益子拓己

「本当に運命というか、こんなことってあるんだなというぐらい運命を感じたし、京都のブースターの皆さんもたくさんメッセージをくださって、こういう暖かいチームのアリーナでデビュー戦を迎えられたのはすごく嬉しかった」
そう笑顔を見せた。

チームの中心として、チームに貢献できるプレーヤーに 川崎ブレイブサンダース 益子拓己
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「練習生期間は選手として人前に出る機会がない。その中でも毎日メッセージを送ってくれた方だったりとか、家族も含めてしんどいだろうけど頑張ってという言葉を常にかけてくれていた。早くそういう人たちにプレーする姿を見せたいな」という思いで日々を過ごしてきた。これからは感謝を胸に、プレーで示していきたいところだ。

チームの中心として、チームに貢献できるプレーヤーに 川崎ブレイブサンダース 益子拓己

文:木村英里
写真:Rune

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