横浜BUNTAIが開館「ここに戻ってこられて感慨深い」 横浜ビー・コルセアーズ balltrip MAGAZINE(ボールトリップマガジン)

横浜BUNTAIが開館「ここに戻ってこられて感慨深い」 横浜ビー・コルセアーズ

横浜文化体育館跡地に新たに誕生した「横浜BUNTAI」が4月1日に開館。10日には、初めて横浜ビー・コルセアーズ(以下・横浜BC)のホームゲーム、信州ブレイブウォリアーズ(以下・信州)戦が開催された。

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記念すべき初得点は、#5河村勇輝からのアシストを#11カイ・ソットがダンクで沈めた。しかし、なかなか得点を重ねることができず、66-84で敗戦。勝利で飾ることはできなかった。
試合を終えた河村は、「素晴らしいアリーナでスポーツイベントのコケラ落としだったにも関わらず、このような敗戦という形で、内容も良くなかった試合になったことが何より悔しいです」と振り返った。

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信州にとっては18連敗中と苦しい戦いの中でようやく掴んだ勝利だった。勝久マイケルHCは、「横浜BC戦へ向けたウォークスルーでは、今シーズンの中でも1番に近い良い準備ができました。最初から最後まで集中してやるべきことを一つ一つ忘れず、それにフォーカスするというメンタリティ。勝利に値する準備ができたからこその今日の勝利だと思います。今日ビッグショットを決めた選手や、いいプレーをした選手はたくさんいますが、何よりも我々が目指している場所、本来の我々の姿に少しでも近付きました。選手たちを誇りに思っています。まだまだここから厳しい状況、上り坂のバトルが続く我々です。当然大きな一勝ですが、たかが一勝、まだ一勝。自信にしながら、顔を上げてハードワークして次の準備をしたいと思います」と語った。

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生まれ変わった横浜BUNTAIには、暗転、炎などの演出や、大きなビジョンなど新アリーナだからこその注目箇所があった。「横浜国際プールやトッケイセキュリティ平塚総合体育館とは違った雰囲気でした。ロッカールームもすごく大きくて、自分たちの名前が入った一人一人の椅子があったり、細部までこだわっていてすごく面白いです。こういったアリーナでバスケットボールができるということは、すごくモチベーションの向上にも繋がると思います。純粋に、こんなアリーナでバスケットできるのはすごく嬉しいなという気持ちがありました」と、河村は感想を述べた。名前入りの椅子は試合時のみ用意されるものだという。

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また対戦した信州の勝久HC、久山智士トップアシスタントコーチ、#50ウェイン・マーシャルはかつて横浜BCに在籍したゆかりある面々だった。会見冒頭、勝久HCも、「新しい横浜BUNTAIへ来てすごいなと思いました。ウェインは(クラブ設立)当初のメンバーではなくても、青木(勇人HC)さん、謙治(山田謙治アシスタントコーチ兼アシスタントゼネラルマネージャー)と、あの当時のメンバーで、今日試合ができたことは本当に特別でした」と感想を述べていた。

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青木勇人HCも、「まずはこの雰囲気が最高でした。小さな頃から神奈川県藤沢市育ちで、ずっとこの横浜文化体育館でバスケットボールを見てきました。こういう素晴らしい環境ができたということ。そして2011年、bjリーグで横浜BCが初めて戦った場所。2016年、B1リーグで横浜BCが初めて戦った場所です。今年またここに戻ってこられて、本当に感慨深いものがあります。まだまだこれが通過点、一つのプロセスであって、ここからさらにバスケットボールや横浜BUNTAIを通してまたスポーツが広がっていくのではないかとそんな期待が持てる素晴らしい環境でした。今日は負けてしまいましたが、選手たちが戦うだけでなくお客様とクラブ、全員が一体で雰囲気を作っていると思っています。この横浜BUNTAIで一つずつ歴史を刻んでいく。そこに横浜ビー・コルセアーズが存在感を出していくことはすごく重要になる、やりがいのある、そんな場所になると思っています」と感情を込めて、想いを語った。

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横浜BUNTAIの外観は「帆が受ける潮風」のイメージ。横浜の新たな新名所、そして新たなスポーツの歴史が紡がれる場所となるのだろうか。新アリーナでの横浜BCの勝利が待ち遠しいところだ。

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文:木村英里
写真:オガワブンゴ

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