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来たパスを決める責任がある 琉球ゴールデンキングス 松脇圭志

来たパスを決める責任がある 琉球ゴールデンキングス 松脇圭志

2月7日に川崎市とどろきアリーナで行われた川崎ブレイブサンダース(以下・川崎)対琉球ゴールデンイングス(以下・琉球)。87-75で琉球が勝利し、西地区首位の座を守っている。

来たパスを決める責任がある 琉球ゴールデンキングス 松脇圭志

琉球の#15松脇圭志に話を聞いた。対戦を終え、「出だしのところでターンオーバーが多く、修正してチームで勝つことができた。ターンオーバーの部分を減らすことが重要。空いたところを今日は決め切れたが決め切れなければ試合は変わってくる」と、振り返った。

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松脇はこの試合、スリーポイントシュート5本と15得点の活躍を見せた。
1月28日に行われた京都ハンナリーズ戦では、オーバータイムに持ち込むスリーポイントシュートを沈めるなど勝利に貢献。この試合では、7本のスリーを決め、キャリアハイとなる23得点を記録していた。

スリーポイントシュートを安定して決めている裏には、「日頃からトレーナー陣と体作りも含め取り組んでいて、試合がハードで疲れもあるがシューティングなどを怠らないようにしている。怠れば自信につながらない。自信をつけるように」と積極的に励んでいるのだという。

来たパスを決める責任がある 琉球ゴールデンキングス 松脇圭志
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琉球へ移籍後の自身の成長について、
「前よりも自信を持って打てるようになった。すごくクリエイトしてくれる選手がたくさんいて、外国籍の選手も含めてパスを捌いてくれる。信用してパスをしてくれていると思うし、自信を持ってシュートを打てることが良くなったことだ」と語る。

来たパスを決める責任がある 琉球ゴールデンキングス 松脇圭志
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今シーズン、琉球は東アジアスーパーリーグ(EASL)と並行しハードスケジュールの中でリーグ戦を戦い続けてきた。チームにも好不調の波がある。その中で、「僕の仕事はスリーポイントシュートを決めること。来たパスを決める責任がある。決めないといけない」と、自身の仕事を全うする職人が今シーズンはより強固にチームを下支えしている。淡々と語る姿には責任感と自覚が表れていた。

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リーグ連覇へ、そして次週は天皇杯への挑戦も始まる。次節は10日11日に沖縄アリーナでレバンガ北海道と。14日には天皇杯セミファイナルを沖縄アリーナで、川崎を迎えて再び対戦する。松脇がオフェンス、ディフェンス両面でチームを勝利に導くことだろう。自信あふれる松脇のプレーに注目したい。

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文:木村英里
写真:濱田茉里

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