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川崎ブレイブサンダース 篠山竜青 スラムダンクからのメンタルを考える「バスケットボールを純粋に楽しみたい」

川崎ブレイブサンダース 篠山竜青 スラムダンクからのメンタルを考える「バスケットボールを純粋に楽しみたい」

川崎市内で、4月、川崎ブレイブサンダース#7篠山竜青と「スラムダンク勝利学」の著者である辻秀一氏の対談が行われた。
対談のテーマは「スポーツメンタル」について。

対談では、実際にスラムダンクで描かれたシーンなどを挙げながらトークが繰り広げられた。
湘北と海南大附属高校との一戦、キャプテンの赤木剛憲が捻挫をしたシーンについては、ダンクなど色々やりたいことがある中、主人公の桜木花道ができることに集中するエピソード。今自分にできることに全力を尽くすことが学びといった話で、二人は盛り上がった。

今回の記事・動画は下記で公開されている。

<記事>
【スラムダンク】湘北高校に受けた影響。自分の心を動かす習慣とは
https://medicaldoc.jp/m/column-m/202406e0401/

<動画前編>
タイトル:【スラダン 】〇〇を描きたかった…映画スラダンで井上雄彦先生が伝えたかったこととは!?
https://youtu.be/Le1H0mGOCYw

<動画後編>
タイトル:篠山竜青がいつも機嫌がいい理由は?「ゴキゲン」で自分の心を動かす習慣とは
https://youtu.be/tcDRkszec1A

対談を終えた篠山は、「中学生の時に出会ってからメンタルコントロールやメンタルトレーニングなど、自分の夢とか目標に向かっての持っていき方とかを学びました。今日辻さんと出会えたのは、恩師に会うような気持ちですごく嬉しかったですし、一緒に今日また色々話して新たに発見できることもあったのでとても喜ばしい対談でした」と感想を語った。

7月には36歳になる。リーグを代表するベテラン選手でもメンタル面では未だに悩むこともある。
「プロになってからまだ10年も経ってないですし、リーグ自体もそうです。そんな中で最初からプロ選手になりたかったわけではなかったし、会社員も経験しています。その中で、後ろ盾もなく保証もなく、脱サラのプロ選手なので。そういう意味ではいろいろな葛藤もありますし未だに契約のことなど不安になることもあります。だからまだまだ学ぶべきところはたくさんあるなと改めて感じました」

最後に篠山は、「改めて自分のメンタルとかを考え直すきっかけになったと思います。いろいろな経験をすればするほど、過去のものに捉われたりしがちです。身体的にもピークとは言えなくなってきます。年を取ってくるとこうなってしまうのだろうとか、疲れが取れないのは仕方ないとか。そういうことを見直して、今に集中する。自分の中でいろいろ精査して、純粋に楽しむことができたらと思いました」と語った。来シーズンも篠山らしいプレーを期待したい。

文:木村英里
写真:オガワブンゴ

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