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[ERI’S FINDER]新生・川崎ブレイブサンダース!佐藤賢次HC初陣を飾る!

このコラムは、フリーアナウンサーの木村英里がブレ活(ブレずにサンダースを応援し続けるバスケットボールライフ)を送る中で見つけたこと、感じたことを綴る取材日記です。

B.LEAGUE 2019-20 SEASON 開幕戦!

佐藤賢次HC初陣を飾る!

ついに待ちに待った新シーズンの幕開け。
2019年10月3日、横浜アリーナでB1リーグ2019-20シーズンの開幕戦「B.LEAGUE OPENING GAME 2019 -B1“THE”GAME-」が行われました。
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川崎ブレイブサンダースは、新たに大塚裕土選手、熊谷(くまがえ)尚也選手、マティアス・カルファニ選手、ジョーダン・ヒース選手が加入。さらには怪我明けの篠山竜青選手、辻直人選手も揃い、最高のスタートが切れたのではないでしょうか。
対戦相手、宇都宮ブレックスの田臥勇太選手スタメンにも興奮しましたが、キャプテンのスタメン出場にも胸が熱くなりました。

試合は78−57で川崎ブレイブサンダースが勝利を掴みました。
宇都宮ブレックスといえば、メンバーは違えど、Bリーグ初年度のファイナル、そして昨シーズンのクォーターファイナルで悔し涙を流した記憶が蘇ってきます。
だから勝って欲しかったのです。そして今シーズンから指揮をとる佐藤賢次HCに初陣を飾って欲しかったのです!
だからこそ、この勝利は本当に嬉しかったですよね。

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記者会見

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試合後、会見に臨んだのは、佐藤HC、篠山選手、そしてニック・ファジーカス選手でした。
佐藤HCは「開幕戦をプレーするチームに選んでもらえて、強度の高く激しい中で質の高いプレーをしたいと思っていた。それが見せられたかなと思っている」と試合を振り返っていました。
私の中で佐藤HCは「持っている人」。昨シーズンを振り返ってみると、HC代行として指揮した帯広ゲームでの勝利は、チームのBリーグ通算100勝目でした。
そしてHCとしての初陣は、横浜アリーナでの開幕戦!「持っている」と言わざるを得ません。

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「今シーズンは、W杯から東京オリンピックに続く大事なシーズン」
会見冒頭、そう語られた佐藤HC。
「まだ1/60。このようなゲームを毎節毎節繰り返てしいけば、日本のバスケットボールのレベルが上がると思う」
チームのみならず日本バスケ界の成長を、川崎だけでなく各コーチ、選手、日本バスケに携わるすべての人が今考えていること。
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篠山選手も会見でこんなことをお話しされていました。
「コーチ陣も選手も入れ替わって新しい出発という意識が強かった。プレシーズンの2ヶ月間で、川崎に残り激しい練習をしてきたメンバーの地の力が上がっているのを感じた。怪我もあったが、早くみんなと一緒にバスケットがしたいと純粋にすごく思った」
チームの地の力が上がるというのは、バスケ界の成長の第一歩ですよね。
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「今までとは違う、新しい川崎であることを証明したかった」ファジーカス選手が語った言葉。新チームの印象についても「みんなプラス思考で練習に励んでいる。新加入選手たちがハマれば必ず強いチームになる」と手応えを感じている様子でした。さらに「W杯でいい経験ができたと思っている。世界のレベルにBリーグのレベルは追いつけていない。W杯という高いレベルで自分がプレーし自信に繋がった。Bリーグでももっと活躍できる!」そんな風に語るファジーカス選手。試合前日の会見でも「若い頃のプレーを思い出したい」なんておっしゃっていました。今シーズンのファジーカス選手は何かが違う!そう感じることが増えるかも知れませんね。

「川崎の優勝のみ!このチームのためにやれることを全部やると腹をくくっている」
篠山選手は会見の最後、今シーズンについてそう力強く述べられました。そうすれば自ずとオリンピックへの道も開かれるでしょう。
「いいものを積み上げていき、横浜アリーナに帰ってきたい。その第一歩としてはいいスタートが切れた」と語る篠山選手の表情は、また一段とたくましく、凛々しく感じられました。
新たな挑戦は始まったばかりなのです。

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「川崎はディフェンスのチームだ!」

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「川崎はディフェンスのチームだ!」HC就任会見以降、常々佐藤HCが口にしている言葉。伝統と変革、今シーズンの川崎のテーマ、佐藤HCへ課せられているもの。その中で掲げられたのが「BE READY」というテーマでした。
以前、佐藤HCは「年々増しているプレーの強度や激しさ。その中で今までのような流れやプレースピードで戦っていても、相手に先に準備をされてしまう。我々がやりたいことをやらせてもらえない。どんな時でも常に相手より先に準備をしておくことの重要性をずっと言い続けている」と語られていました。
川崎の選手たちの変化を、私たちはしっかりと感じることができました。
「コート上ではエナジー全開。疲れが見えたらすぐ交代。常に全開の選手がコート上にいること!」
その言葉通り、宇都宮ブレックスの安齋竜三HC、田臥選手ともに「やりたいディフェンスをやられてしまった」と試合後の会見で振り返っていました。

新加入選手

新加入選手は、#24 大塚裕土選手、#27 熊谷(くまがえ)尚也選手、#21 マティアス・カルファニ選手、#35 ジョーダン・ヒース選手です。
川崎が優勝するために足りなかったピースは揃ったはずです!

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ERI’S FOCUS

私の心に残った1枚をご紹介します。

開幕戦、心に残ったのは…

開幕戦勝利を「賢次の初陣勝利で飾れて良かった」と見守っていた北卓也GM。

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Mr.サンダースの背中です。

木村英里 Eri Kimura
バスケの魅力にハマったフリーアナウンサー。テレビ静岡・WOWOWを経て現在はラジオDJ、司会、ナレーション、ライターとしても活動中。川崎ブレイブサンダースファン。
twitter:@kimuraeri / Instagram:@39elly39

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